物語を紡ぐ
1月24日に義父があの世に旅立ちました。満81歳でした。いつかこの日が来ることを予測していながら、いざ、この日を迎えると、しかも突然に迎えると、この悲しい出来事をどのように自分の中に納得させたらいいのか、戸惑っています。
知人が書いたエッセイの中に、「死んでいく人は、あるがままの内面を語り、誰かに受け入れてもらうことが、死にゆく人にとって最も大きな、そして人生最後の仕事になるのです。」(鈴木秀子著『死にゆく者からの言葉』)という言葉が引用されていました。
予想もしなかった突然の死という動かしがたい現実の前に立つことを強いられた者にとっては、特に義母と叔母、家内にとっては、逆のことが言えるのだろうと思います。
つまり、この突然の悲しい現実を前にして、この事実を受け入れがたいこととして戸惑っている自らの内面を語り、それを周囲の身近なものが正面から受け止めるということが、これからの大きな仕事になるのだろうと思います。
「なぜ、突然に死んだんだろう。最後に、娘のわたしに何を言いたかったのだろう 。そう言えば、あんな事を言っていたのは、おじいちゃんは自分の死を予感していたのだろうか。だから、死んだ後、娘達が困らないように、こんなことをしてくれていたのだろうか・・・」
家内が納得する「おじいちゃんの死」の物語を紡ぐ手伝いを、これから時間をかけてしてゆきたいと思っています。
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